売買等取引業務

特別の法律により設立された法人である日本証券業協会のことをご存知ですか。この協会では証券会社等の行う株券など、有価証券の売買等の取引を公正で円滑なものとし、金融商品取引業界全体の堅実な進歩を図り、投資者を保護することを協会の目的としているのです。
きちんと知っておきたい用語。デリバティブってどういうこと?これまでの伝統的な金融取引や実物商品または債権取引の相場変動で発生したリスクをかいくぐるために発売された金融商品全体のことであって、金融派生商品ともいうのだ。
BANK(バンク)はあまり知られていないけれどイタリア語のbanco(机、ベンチ)という言葉に由来である。ヨーロッパ最古とされている銀行⇒西暦1400年頃に豊かな国であったジェノヴァ共和国で設立したサン・ジョルジョ銀行である。
中国で四川大地震が発生した2008年9月に起きた事件。アメリカの超大型の投資銀行であるリーマン・ブラザーズが破綻(倒産)したというニュースが世界中を駆け巡った。このショッキングな出来事がその後の全世界を巻き込んだ金融危機の引き金になったことから「リーマン・ショック」と呼ばれたと言う事情なのである。
きちんと知っておきたい用語。保険は、予測不可能な事故によって生じた主に金銭的な損失に備えるために、制度に参加したい多数の者が少しずつ保険料を出し合い、積み立てた資金によって不幸にも事故が発生した者に定められた保険金を給付する制度なのです。
【用語】保険:偶然起きる事故が原因で発生した主に金銭的な損失を最小限にするために、立場が同じ複数の者が定められた保険料を出し合い、整えた資金によって不幸な事故が発生した際に定められた保険金を給付する仕組みなのだ。
西暦1998年12月に、当時の総理府の内部部局ではなく外局として委員長は大臣とされた機関である金融再生委員会が設置され、不祥事を受けて設置された金融監督庁は2001年に金融再生委員会が廃止されるまで、その管轄下に2年余り位置づけされていたということを忘れてはいけない。
ここでいう「重大な違反」にあたるのかあたらないのかは、監督官庁である金融庁が判定することなのだ。大部分のケースでは、取るに足らない違反がだいぶあり、その関係で、「重大な違反」認定されてしまうことが多い。
知っておきたい用語であるMMF(マネー・マネジメント・ファンド)は、公社債や短期金融資産(償還まで1年以内)で運用する投資信託というものです。もし取得から30日未満という定められた期間で解約するような場合、なんと手数料に違約金分も必要となるのです。
平成20年9月、米国の格付けAAAの投資銀行であるリーマン・ブラザーズの経営が立ち行かなくなったことに全世界が震撼した。この破綻が全世界を巻き込んだ金融危機のきっかけになったためその名から「リーマン・ショック」と呼ぶようになったのが理由。
巷で言う「失われた10年」→ある国全体とか一定の地域の経済がほぼ10年以上の長きにわたる不況そして停滞に襲い掛かられた10年を意味する語である。
最近増えてきた、スウィーブサービスについて。通常の銀行預金口座と(同一金融機関・グループの)証券用の取引口座の口座間で、株式等の購入のための資金や売却でえた利益などが手続き不要で的に振替される便利なサービスである。同一金融グループ内での優良顧客を囲い込むための戦略なのです。
外貨商品。外貨預金の内容⇒銀行が扱える外貨商品の一つを指す。日本円以外によって預金する商品の事。為替の変動による利益を得る可能性もあるが、同時に差損が発生するというリスクもある(為替リスク)。
FXとは、証拠金をもとに外国の通貨を売買することで利益を出す取引である。ほかの外貨預金や外貨MMFと比較して利回りが高いことに加え、手数料等も安いというメリットがある。興味があれば証券会社やFX会社で購入できる。
実は、第二種金融商品取引業者(第一種業者ももちろんだが)が投資信託などファンドを作り、うまく運営するためには、本当に想像できないほど大量の「やるべきこと」、逆に「やってはいけないこと」が法律等により決められているのであります。